登場ゾンビ 2

『6』のゾンビと言うにはおぞましい異形を兼ね備えているモンスターという一言が良く似合う存在

筆者がこの作品の中で一番初めに見て恐怖したのが、この完全変異体の1つである『ラスラパンネ』だ。この種は1つの体に2つの同生命体を備えており、また活動を停止させることが出来ても、生命活動時代を止めることが出来ないと言う、作中で最も脅威となる存在だ。さらに、このモンスターは体内の寄生体を人間の顔から侵入させて、体内を破壊するように寄生させると、その後寄生した人間の腸から飛び出すように新しいこが誕生する瞬間は、劇中で最もおぞましいシーンの1つだ。この『6』において、このラスラパンネの存在はトラウマになるというユーザーの声も大きく、中にはこの種に攻略の際には苦戦したという声もあった。

完全変異体

サナギ

C-ウイルスの感染者が変異した姿。緑色の不気味な粘膜に包まれた体内では体組織の溶解と再構築が行われており、ジュアヴォとも異なる姿に変異する。

感染者はC-ウイルスの活性化に伴う高温の影響によって発火後、体内から粘着質な体液を排出し体を覆った後にサナギと化す。サナギ化のタイミングは重度のダメージを負った時やC-ウイルスの突然の変異、感染の直後など個体によりバラつきがある。

サナギ化の直後から攻撃を加えて変異させず破壊することも可能ではあるが、外殻は非常に強靭なため困難である。

RE.NETで閲覧出来るファイルからサナギから何が誕生するか判る方法があるらしく事前に設置して置くといった使い方をされている事が分かる。

変異を終えたサナギからは、以下に記述されるクリーチャーが「完全変異体」として誕生する。それぞれ異なる特性を持ち、用途によりB.O.W.として扱われる種も多い。

レポティッツァ

トールオークスやレオン達が中国へ向かう途上の旅客機でバイオハザードを引き起こした完全変異体。

体中にある肉腫から青色のガスを撒き散らし、吸った人間をゾンビへと変える。ガスの拡散性は一体につき半径3マイル四方で、バイオハザードの直接的な原因となる危険な存在。ガスは全身から拡散する以外に標的に噛み付いて直接送り込むことも可能だが、噛み付く際には頭部を分割するため脳が露出する。

非常に醜悪な外観に反して、セルビア語で「美女」を意味する名を与えられている。肉腫は女性の乳房にも似ており、妊婦の様な膨れた腹部、内股で歩行するなど外観の面でも女性的な部分を持っているが、これは「ある女性」を複製する研究から生まれた副次的な影響であると見られる。エイダ編とジェイク編では、中国のある所でレポティッツァの死体が確認できる。この時もまだガスを放出している模様。

ストゥレラツ

最早人の形は留めておらず、エリマキトカゲの様な姿をした完全変異体。

セルビア語で「射手」を意味する名の通り、針のように変形した体の一部を飛ばして攻撃する。接近戦になると消化液を周囲に吹きだしたり、目くらましの煙幕を張って距離を置こうとする。

非常に素早く立ち回れる反面、外皮は柔らかいため殴打に弱い欠点を持つ。

ナパドゥ

硬い外皮で覆われた強靭な肉体を持つ完全変異体。

その巨体を生かした突進や腕力で攻撃する。ジュアヴォ以上に体温が高く、体から常に蒸気を噴出することで体温を一定に保っている。外皮は硬質だが脆いため剥がすのは比較的容易で、背中の外皮の下にある中枢神経が弱点。

名前はセルビア語で「突撃」を意味する。

メセツ

カラスに蝿の足を生やしたような形態の完全変異体。ストゥレラツと同様、人型は完全に失われている。

上空を飛翔しつつ滑空からの体当たりや掴み等の死角からの攻撃を得意とする他、完全変異体の中では珍しく道具を使う習性があり、ドラム缶などを空から落とし捕食対象に当てようとする等、高い知能を持っている。一方で耐久性は比較的低めで、強い光が弱点。

名前はセルビア語で「月影」を意味する。腐肉食性で、生きた獲物をそのまま啄ばむ事は少ない模様である。

グネズド

蛾と蜂の遺伝子を掛け合わせた小型の昆虫の群れのような完全変異体。

大群で集まる事により人の姿を形作っているが、群れの中でも一際大きめの虫が本体であり、これを攻撃すれば倒せるようになっている。

作中で初めて遭遇するグネズドは、マルコがエイダ(カーラ)にC-ウィルスを撃ち込まれ変異させられた個体である。

名前はセルビア語で「巣」を意味する。人型の形態は注意して観察すると女性の形状を持っているが、これは前述のレポティッツァと同様にC-ウィルスで「ある女性」を複製しようとした影響によるものとされる(男性のマルコが変異した個体も同様)。

ウビストヴォ

右腕がチェーンソーの様に変質した完全変異体。

『4』以降登場している同タイプのクリーチャーと同様、生体チェーンソーと化した腕による攻撃は即死あるいは瀕死に陥る程の甚大なダメージを食らうため、近づかないようにして戦うのが基本となる。強靭な身体能力を有している反面、変異と同時に心臓の機能が腕に移ってしまったらしく、強力な武器であると同時に最大の弱点にもなっている。

セルビア語で「殺害」を意味する名の通り、目につく物全てを攻撃する程に凶暴性が強い為、ジュアヴォやゾンビに攻撃を加える場合もある。

これには生み出したネオアンブレラも扱いには苦慮しており無差別な殺戮以外に使い道がないとある研究員の手記にも書かれている。その一方でウスタナク程ではないが、一度標的と定めた獲物を徹底的に追跡する執拗さをも併せ持っている。

ラスラパンネ

完全変異体の中でも非常に異質な存在。

外見は不気味な白くツルツルとした外皮を持った人型のクリーチャーだが、本体は腹腔内に潜むヒルのような形状をしたものであり、外皮は本体を守るために形成されたものに過ぎない。そのため一定のダメージを与えると上半身と下半身が分離して襲いかかってくる上、腕を分離して投げつけてくる。また、軟体動物のように自身の形状を変化させることができるため、通気口やダクトなどの狭い空間に入り込むことが出来る。肉体を二分割した後の再生だけでなく、人間の頭部を破壊しつつ体内に寄生体を送り込んで素体とし、繁殖させる事も可能である。

他の敵とは違い、基本的には倒しても消滅させる事は出来ず、一定時間経過すると再生して再び襲ってくる。炎を弱点とし、高熱を感じると本体が身体の外に飛び出してくる。なお、一部のイベントでのみ身体の一部または完全な撃退が可能な場面も存在する。

名前はセルビア語で「解体」を意味する。C-ウィルスを研究していた研究者も、このあまりにも奇妙な変異種の誕生は予測できていなかったらしく、そのことは研究室に残されていたメモからも確認できる。

モンスターデボラ

C-ウィルスに感染し、サナギの過程を経て変貌を遂げたデボラ。

前述した完全変異種と異なり、素体となったデボラの姿形は維持されているが、既に自我や理性は失われている。非常に俊敏で高低差をものともせず動き回り、背中から蠍の様な巨大な脚や尻尾を出して移動や攻撃をする。

B.O.W.

『B.O.W』とは、『Bio Organic Weapon』、通称『有機生命体兵器』という、略称であり、その形状は人型から、蛇型など様々なものがある。

ウスタナク

巨大な人型B.O.W.。凄まじい膂力は勿論、鈍重そうに見えるも動きはかなり機敏で、数十発の弾丸を撃ち込む、掘削機で貫通される、果てはマグマに落とされても死亡しないという筆舌に尽くしがたい脅威的な生命力を持ち、また標的のジェイクを執念深く追撃し、何度も彼の前に現れる様はかつてのタイラントやネメシスを連想させる。ジェイク編の最終ボス。

実験の事故により失った右腕は機械のアタッチメントへと改造されており、伸縮自在のアームや3連装バルカン砲、ショットガン、ドリル、チェーンハンマーなどに自在に換装が可能で、敵味方入り乱れる戦場の中でジェイクを発見して追撃したり、戦闘エリアにあらかじめ予備のアタッチメントを用意しているなど知能は高い。

これは素体となった人間の能力が強く反映されており、B.O.W.でありながら論理的な思考が可能なため、単独での任務遂行を可能にしているが顔の大部分が醜悪に歪み、右目も潰れているため視力が低下している。

素体はエイダに心酔していたネオアンブレラの科学者の白人男性である。そのため、彼女の命令には忠実である一方で目標の捕獲の邪魔と判断したものは、無関係の傭兵や味方のジュアヴォであろうとも抹殺してしまうなど、手段を選ばない一面もある。

このウスタナクの素体となった白人男性はCーウィルスとの適合性が通常の人よりも高かったため、ジュアヴォ以上の思考能力や、耐久力に優れており、ウィルスとの適合性が高い人間程、より強力なB.O.W.に変異を遂げる実証例とも言えるB.O.W.である。

イドニア共和国に現れて以降はジェイク達を執拗に追い回し、プラントにおいてジェイクとの一対一の殴り合いに敗北し、溶岩へと沈められた。しかし、脱出する際に再び急襲するがシェリーとジェイクが放った銃撃によって完全に止めを刺された。

名前はセルビア語で「決起」を意味する。

オコ

ウスタナクの背面から生み出される小型の飛翔型B.O.W.。

セルビア語で「眼」の意味の名の通り、基本的には視力の弱いウスタナクのサポート役に徹しており、自身は攻撃手段を持たない。

複数で特定ルートを巡回し、標的を発見次第発光と叫び声をあげてウスタナクに知らせるため、これらに見つからず行動するか死角の背後から破壊するかの選択が必要となる。

オグロマン

クリス達B.S.A.A.の前に突如姿を現した、超巨大な人型B.O.W.。

背中に露出しているヘリの牽引に使用された巨大なチューブのような物体と口内が弱点となっており、ここを攻撃するともがき苦しむ。一方、旧作の「エルヒガンテ」や「ンデス」と同様にその巨体故、耐久力は並ならないものであり、弱点以外への攻撃は効果が薄い。エイダからはイドニア反政府軍に対して『弱点のカバーが出来ていないので実戦投入は早い』と説明がされていたが、B.S.A.A.に対し劣勢となっていた反政府軍はこれを押し切る形で投入した。

しかしながら腕を振り回す・足で踏みつける・車を掴んで投げるといった単純な動作しか出来ず、自分から電線に引っ掛かって感電するなど知能はかなり低い。

名前はセルビア語で「巨大」を意味する。

イルジヤ

クリス編に登場する大蛇型B.O.W.。

『1』の洋館で生まれたヨーンとよく似た姿形を持っている。サーマルスコープですら感知困難なレベルの高度な光学迷彩の能力を持ち、背景に溶け込みつつ静かに獲物に忍び寄り、天井などから不意打ちで襲い掛かってくる。だが擬態は完全ではなく、移動すると背景が歪んだり独特な鳴き声が聞こえる他、銃の赤外線を当てると輪郭が浮かび上がる為、発見は比較的容易である。また擬態できるのは外皮だけで、捕食の瞬間口の中が露わになってしまうのが弱点。過度のダメージを受けると皮膚組織を硬質化させ、光学迷彩の能力は失われる代わりに防御力を向上させる。

名前はセルビア語で「幻影」を意味する。見た目は完全に大蛇だが素体は人間であり、サナギ化を経て変異したものと思われる。

ブルザク

レオン編に登場する巨大なサメ型B.O.W.。

常に闇に包まれている地下水路に巣食っている為、視力を失っているが、その代わりに聴覚が非常に発達しており、水の音や波長で獲物の位置を把握する。水の中で動くものであれば何でも捕食する程に獰猛性が強い。このため、ファミリーの研究員からは不用品の処分係として使われていた。

なお、このクリーチャーとの戦闘は水中が主な舞台という事もあってか、ほとんどQTEや、適切な行動を取って撃退する特殊なものとなっている。

名前はセルビア語で「激流」を意味する。イルジヤと同じく素体は人間で、サナギから変異したと思われる。

ハオス

コンビナート最深部にあったサナギから誕生した超大型B.O.W.で、クリス編の最終ボス。

全身の皮膚が透明で内部骨格が見えている他、カーラが死亡すると、不完全な状態でも覚醒されて地上に放出されるようプログラムされているため、羽化の直前にサナギを吊るしていたワイヤーが外れて落下後、羽や下半身がボロボロのまま覚醒している。しかし、見た目からも明らかな肉体の不完全さに反して、高い水圧のかかる深海でも活動可能な程の極めて高い生命力を誇る。

戦闘能力も非常に高く、背中から二本生えた帯状の触手や巨体から繰り出される振り下ろし、指を鞭のように伸ばすことを攻撃手段とし、更に生命の危機に陥ると再度サナギに戻り、肉体を再構築する能力を備えている。

レポティッツァと同様のガス発生器官を体内に持ち、そのウイルス濃度と拡散性はレポティッツァの数千倍と言われているため、ハオスが封印されていた部屋のシミュレーターでは「ハオスが放たれた場合、世界への感染率は短期間で100%となり、破滅する」といったシミュレーション結果が出されていた。また、分裂能力も持っているとされ、戦闘能力よりもウイルスの拡散性を重視されたB.O.W.である。

コンビナートにおいて目覚めてクリス達を強襲すると、ピアーズに深手を負わせ、クリスを窮地に追い込んだがC-ウイルスを投与したピアーズの攻撃とクリスの奮闘によって一旦は退けられる。しかし、クリスが脱出する際に脱出ポッドを襲撃、彼を再び窮地に追い詰めたがピアーズが放った最後の攻撃を受け、そのままプラントの爆発に巻き込まれて完全に倒された。

セルビア語で「混沌」を意味する名と強大な汚染能力から、ネオアンブレラによる計画の鍵となる存在であることが伺える。

最高傑作

カーラが創造した恐らく最後のB.O.W.。

素体はシモンズからある重要な命令を受けたファミリーの科学者。他のC-ウイルスを用いたものと同様にサナギから生まれるようだが、誕生の間際にエイダにより破壊され、安置されていたカーラの研究所ごと葬られたため、詳細不明。

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